2013年5月17日金曜日

Fly from関空コンテスト


メルマガやfacebookで書いていたが、fly from関空のフォトコンテストの結果がHP上にアップされていた。

http://unitedphoto.jp/
http://saruwatari.seesaa.net/

他と比べると見劣りするぞ!
と思う気もするが、よかったとしよう!
ちなみに、大賞のうち2つは、うまい感じでUAを入れています。
媚び勝ちとカメラの威力と、撮影場所の威力さまさまですね。

2013年5月15日水曜日

不当要求防止責任者講習会

不当要求防止責任者講習会に出席してきた。

なにそれ?
というと、
暴力団から因縁をつけられたりしたときの対処方法などを警察が主体となって講習会を開いてくれているので、どう対処してどこに相談しましょうね。
と言う講習なのである。

事業所で「不当要求防止責任者」を選定したら、所轄の警察署に届け出をし、そして、講習会の案内が来て、講習を受けると修了証とステッカー、講習済みのカードをもらえるのである。
http://www.police.pref.osaka.jp/08tetsuduki/boutai/
大阪府警だとこんな感じに案内が出ています。
講習は、3時間ほどで、暴力団についてどんな感じで接近してきて、どんなことをするかなどを大阪府警の暴力団担当の人からレクチャーを受けてビデオを見て勉強する感じです。

そして、「暴力団排除」と書かれたステッカーをもらって店の前に貼るという感じになります。

前職の会社にも同じものが貼ってあったし、同業の行政書士の人からも、「これは魔除けにはなるかもしれないね。」と言われているので、勉強のために参加するといいかもしれないと思いました。

ところで、写真の左上の「暴力団追放マニュアル」の中に、全国の暴力団の人数なんかが書かれています。
全国で暴力団員は約63,200人だそうです。
昭和39年がピークだったそうで、その頃は18万人いたそうです。
ちなみに行政書士の人数が全国で24,000人です。
そして、大阪に占める暴力団員の人数は6,600人だそうです。
全国の暴力団員の1割は大阪に集中しているみたいです。

どうなのかな???




2013年5月3日金曜日

人材育成のプロ

先日実に14年ぶりくらいで高校の先生に会った。
あったというよりも、会いに行った感じである。

先生は、大阪でもちょっと田舎の方に住んでいて、ず~っと年賀状だけのやり取りだった。

先生と同じ市内に僕は一軒お客さんがある。
と思ったら、前職の時にお客さんが、近くにもう一軒あったので、電話をして訪問してみることにした。
と同時に、ふと先生のことを思い出したので住所を調べてみたら3件とも数キロ圏内だった。
ということで、3件とも訪問してみることにしたのだ。

午前中に1件。
午後から1件お客さんに会って、最後に先生を訪問した。

先生は、高校の時の体育の先生だ。
僕自身が担任を受け持ってもらったこともなかったのだが、姉弟そろって同じ先生に体育を受け持ってもらって、さらに僕は教育実習の時もよくお話をさせてもらったのでお付き合いが続いていたのだ。

先生に最後に会ったのは、14年前に教育実習に行って以来で、母校はその後廃校になってしまったのである。

先生は、それなりに年を取っていた。
先生のうちに伺うと僕が高校の時、先生が体育の授業で着ていたNIKEのジャンバーが掛けられていた。
見覚えがあった。
懐かし~い。

先生は大学を卒業してからその道一筋で高校の体育の教師を務めあげた人材育成のプロなのだ。

高校の時に担任を受け持ったクラスの写真を見せてもらいながら先生の秘話を聞かせてもらった。(写真には同じクラスになった可愛い女の子の写真も写っていた。いや~、可愛いね~。いいね~。お付き合いしたいね~。な~んて思って今更あったら、僕と同じ年なのでもう残念なオババになっているかもしれないので、写真だけで楽しみましょう!と言いつつ、facebookで探したらヒットしたりして、、、。でも友達申請はしないも~ん。)
その秘話を、許可も得ずに勝手にネットに公開していいのやらと思うのだが、いい話なので勝手に公開しちゃおう。


僕も、教員免許は持っており、社労士という仕事がら一応「人材育成のプロ」の端くれと思ってもいいのかも。と思いつつ、色々なことを考えているのだが、その道一筋50年の先生は生徒の気持ちを鷲掴みにしてクラスをまとめ上げてた人材育成のプロ中のプロだった。

その人材育成のうちで、生徒の気持ちを鷲掴みにする方法をひとつ教えてもらった。
その方法は、担任をしている生徒の誕生日月には、必ず生徒一人一人にメッセージを書いた手紙とケーキをプレゼントしていたそうな。
ちゃーんと、生徒のことを気にかけている事を生徒に伝えて、ケーキをあげることで、どんな問題児でも感動して、以後ちゃーんと先生のいう事は聞くようになっていたそうな。

そりゃそうだろ!
手紙付きのケーキをもらって、「オレはちゃんとお前を見てるぞ!」みたいな熱血教師をやられた日には、そりゃ~生徒だって心鷲掴みにされるだろ!
と、思っちゃいました。
でも、それってすごく大事だな~。
と思いました。

100人ぐらいの社員を抱えている会社だったら、社長はそれくらいやったらどうだろうかと思いました。
2~3千円くらいの、ケーキ券に社員一人ひとりにメッセージを添えて社長が渡したら、もうそれだけで社員の気持ちを鷲掴みになるでしょう。
そんな、ちょっとした心遣いが愛社精神につながって、モチベーションアップにつながるんですよね。
人間って気持ちで行動する動物だから、少々ボーナスをあげたところで、大した効果はないんですよね。
それよりも、手間はかかっても気持ちをつかむ方が、よっぽど効果があるんですよね。
祖語と効率も上がるし、離職率も下がるし、いいことづくめですよ。
デカイ会社だったら、誕生日に合わせて社長直々にメールを送るだけでも気持ちはつかめると思うんだけどね~。

先生は、他にも、卒業時には写真パネルにメッセージをつけて一人ひとりに渡していたり、卒業生の二十歳の誕生日には、「今日で君も大人の仲間入りです。これからは自分自身の責任で行動して頑張ってください。今日で先生の役割も卒業です。」ってな手紙も一人ひとりに送ってあげていたそうです。

この人、どんだけいい人やねん!
という感じです。
高校の生徒の時だけでなく、卒業してからも目を掛けているなんて、場外離れ業ですよ。
反則ですね。
と思うくらいのいい先生でした。
ただ、ひとつ問題が、、、。
ケーキメッセージ攻撃は、非常に効果的だと思うのですが、先生に向かって、
「それって、めちゃくちゃ効果的な方法だと思うのですが、超問題児の誕生日付きが2月や3月だとその技を出すのに時間がかかりすぎるのと、気持ち鷲掴みにしてから後の時間が短すぎるので費用対効果が薄れてしまいますよね~。」
と言ってしまいました。

他にもたくさん話をさせてもらって、その上食事までいただき、さらにお土産までいただいて帰りました。
でも、久しぶりに会いに行って本当にいい話が聞けたと思いました。
社会に出るとどうしても会社内や業界内の人としか付き合わなくなり、だんだんと視野が狭くなって行ってしまうものです。
でも、大人になってから大人の視線で改めて初心を思い出したりすると大きな発見があるものです。

高校時代先生から言われたことの意味が分かって、その通り出来た人はどれだけいるのだろうか?
僕が教育実習の最後の授業の時に伝えたメッセージの言葉の意味が分かった人はどれだけいるのだろうか?


学生の時は、毎日たくさんの重要なことを教わっていたんだろうな。
と改めて思い出させてくれた先生への訪問でした。